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石橋を叩けば渡れない

 数年前、所属する組織から依頼がありとある機関誌に投稿したことがある。本来なら、とりくみの概要や成果を書くべきだろうが、そんな内容では読んでもらえないことはわかっていたので、ちょうど南極のドラマが放映されていたこともあり、タイトルのような題名でとりくみの理念を記した。また超慎重派に対しての排他的意味を込めたものだった。
 先日、同業者の研修に出かけた際にひとりの女性から呼び止められた。その方は既知の間柄ではあるが、近況を報告しあうような間柄でもない。社交辞令で空々しいあいさつでやり過ごそうと思ったところ、やや興奮気味で、「石橋を叩けば渡れない」にとても感銘を受けている。今も目に付くところに置いてある。というのだ。Continued