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イコンタシックスII

ファイル 137-1.jpg 映画「ヒマラヤ 運命の山」でヒマラヤ山脈にある標高8,125mのナンガ・パルバートのルパール壁初登攀をなしとげたラインホルトとギュンターのメスナー兄弟が、頂上で使用したカメラ。ついでに手に入れた。
 この映画も事実に基づいて作られているので、年代は年表をひもとくと1970年6月だ。ところがこの距離計無しのツァイス・イコンIkonta521/16は、1938年発売なので少々時代が合わない。クラシックカメラ専科によると、「6×9cm判は、中枠を取り付けることにより6×4.5cm判16枚撮りでも撮影可能。セミイコンタがアマチュアに人気が高かったのに対し、イコンタはプロカメラマンが実用機として好んで購入、この状況は1970年後半まで続いた。」との記述があるが、このカメラは6×6cm判だ。まぁ映画なので細かいことは言わないでおこう。
 ちなみに映画の後半で、1978年にラインホルト・メスナーが単独でナンガ・パルバートに登頂したときに、使ったカメラは指当てに樹脂の付いた巻き上げレバーとセルフタイマーレバーの形状で1973年発売のキャノンNew FTbとわかる。Continued