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燕山荘は素晴らしい

ファイル 142-1.jpg 燕岳の頂上稜線と表銀座の合戦尾根ピークにある燕山荘は素晴らしい。外観は山小屋らしからぬ瀟洒(しょうしゃ)な風貌で、訪れたことはないがヨーロッパのホテルみたいに思える。スパこそ無いが山ガール達が絶賛するのもうなずける。
 受付のスムースさ。遅鈍な私達を笑顔でお部屋まで案内をしてくれるスタッフ。丁寧な説明も嫌みがない。おまけに記念のしおりまで頂いた。
 6月頃や紅葉過ぎのこの時期なら収容人数に比して宿泊客が少ないのだろう。今回は、1区画(約3畳)に2名だったのですごく快適だ。カーテンでプライベートエリアが確保できるというのも何とも気持ちが良い。区画に振られている番号が6つあることから察するとおそらくハイシーズンにはここに5~6人寝るはずだ。他に飲み物の種類が豊富な喫茶室もあるし、火気厳禁ではあるが談話室もある。芳香剤も要らないほど臭気が気にならない紙も流せる水洗トイレは秀逸だ。あとは食事だが・・・。
 夕食はメインが(増量剤が入っているかのような)ハンバーグで、赤魚の煮物、シューマイ、サラダにヨーグルトか何かのデザート。大皿に筑前煮と漬け物があった。ご飯とお味噌汁はおかわり自由。十分すぎる量とメニューにもかかわらず、私は食欲がわかず切れの良い飲み物を2本も飲んでしまった。朝食は、塩鮭、ハム、スクランブルエッグ、漬け物、寒天デザート。ご飯とお味噌汁とふりかけはおかわり自由。期待はしていなかったが、あまりにも定番なのでおかわりはしなかった。贅沢は言わないが食べ物はし好の問題なので、好き嫌いが多い私がどうこう言うことはなんの意味もない。郊外の「家庭では作れないコックの味」だと謳うお店でも、嫌いな物は食べないだろう。イヤなら自分で作るしかない。
 飲用水にしてもトイレにしても、水の利用に厳しい制限はないので、どうなっているのか聞いてみると、かなり下の水源からポンプアップしているらしい。
 山小屋に求めるものを下界並みの設備とするか、選択できる食事か、サービスではなくホスピタリティかと問われれば、問題が難しくなってしまうので止める。