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フリークライミング

ファイル 170-1.jpg 「クライマー パタゴニアの彼方へ」のDVDが発売されたので買って視た。レッドブル・アスリートのデビッド・ラマ(23歳)が、南米パタゴニアにそびえ立つ「セロトーレ(3,102m)」に、素手と命綱だけで登頂するフリークライミングでの前人未到の挑戦の様子を追ったドキュメンタリー映画だ。おおよそ、登山、殊にクライミングを趣味とする人意外には退屈でしょうがない映画かもしれない。インドアでもボルダリングをやったことのある人ならワクワクするだろう。
 1959年チェザレ・マエストリの疑惑の初登頂後、彼は1970年再び挑戦するが、このときは岩壁にひたすらコンプレッサーでボルトを打ち込んでいくというとてもクライミングとは言えないような登り方だ。当然その様な登り方は批判を浴び、ひょっとしたら私にだって登る事ができそうなので、みんな黙っていられるはずがありません。それから長い時が流れても、セロ・トーレのこの岩壁を真にフリーで登るクライマーは現れなかったが・・・。
 厳しい天候、肉体的な限界、周囲に巻き起こる不協和音など、様々な困難に直面しながらも、葛藤と挫折を繰り返し挑み続けることのすばらしさが伝わるものだ。